2006年09月15日

「ウィズネイルと僕」20周年記念、デジタルリマスター版発売!

大変ご無沙汰しておりました。旅行に行ったりしていて、すっかりブログ更新からもロビンソン監督情報探索からも遠ざかっていたのですが、サボっている間にビッグニュースが飛び込んで参りました。
何と何と、「ウィズネイルと僕」公開20周年記念、スペシャルDVD発売!だそうですよ〜。

UKの音楽雑誌に広告が載っていたよ〜という友達からの報を受けて、さっそく探索してまいりました。発売は英国でございます。というわけで、アマゾンUKでの詳細はこちらでーす。密林さんによりますと、DVD仕様は以下の通り。



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posted by heathertop at 17:28| Comment(38) | TrackBack(0) | Filmography | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月05日

ロビンソン監督と煙草

…お久しぶりです。ちょっと慌しい日々を過ごしていまして、更新が間遠になってしまいました。
また今月後半から音信が途絶えてしまいそうなんですが、その前にちょっとトリビアを。

ブルース・ロビンソンは酒飲みの煙草のみで知られた人です。最近、禁酒を始められたそうなんですが、煙草は相変わらず。
この人はきっと早死にするに違いない…と私を不安がらせた記事を抜粋でご紹介。
元記事は1996年のEmpire誌。Richard E. Grantさんの公式ファンサイトであるREG templeさんで読むことが出来ます。記事への直リンクはこれ

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真実がどうであれ、Robinsonは本物の変わり者である。赤ワインを何杯もがぶ飲みして、名誉毀損法やポリティカル・コレクトをまったく気にせずに悪態をつき、煙草を吹かすたびに吐くような咳をし、Grantを何度も笑いの発作にみちびいた。
彼のスピーチは少しウィズネイルの貴族的な音調を持っているが、そこにはありったけの怒りと、ウィット、そしてしばしばうっとりさせられるような言語の腕前がある。特に不穏な様子の咳の後で、彼は完璧にウィズネイル的な調子でこう言った。
「子供達から、ちょっとした風邪をうつされたようでね」

「まるで死にかけているみたいに聞こえるよ」Grantは彼に告げた。

「何故?」と彼は答えた。「ちょっとした肺ガン、それの何が問題なんだ?」

「あなた(の咳)は、人形劇のバルコニーに立っている二人の老人みたいに聞こえるよ」

「間違いなく、ここに何かがいる」ロビンソンは自分の喉を軽く叩きながら同意した。
「軟体動物の一種だな。しかし、列車の中でMitford兄弟のことを読んでいたんだよ。彼の名前はSackville-Westだか、そんな感じだ。彼は94歳で、今も書きつづけ、一日に60本を80年間吸い続けてきた。これがかなり励ましてくれたよ」

ほら、これが彼だ。


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私も喘息気味のスモーカーなので、よーく分かります。えぇ、煙草は止めた方がいいですよ(笑)。ほんとにね。
posted by heathertop at 15:37| Comment(2) | TrackBack(0) | Trivia | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月02日

Happy Birthday Bruce Robinson!

bruce.JPG今日は5月2日。ブルース・ロビンソンのお誕生日です。
というわけで、まあ一年に一回くらいは良いでしょう。お気に入りの写真をペタ。多分、この写真は52歳くらい、「スティル・クレイジー」出演時のものですが、なーんて格好良いんでしょうね!
監督は1946年生まれ。つまり、今年で60歳になります。還暦です。数年前にお酒を止めてからは年齢不詳のところも減ってきましたが、最近も相変わらず渋くて頑固そうで偏屈そうです。
この調子で長生きして、是非とも「ラム・ダイアリー」を撮り終えて頂きたいなあ。酒を止める前はかなり不摂生な生活を送っていたみたいなので、つい最近まで私は、監督の早死にを覚悟していたのですが…(笑)。



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posted by heathertop at 12:04| Comment(7) | TrackBack(0) | Essay | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月19日

ラスベガスをやっつけろ




すみません、繁忙期なのでブログが滞っておりますね。
ジョニー・デップの『リバティーン』が公開されている関係で、(多分)次回作の『The Rum Diary』もニュースになってました。ここです。でも、

再びトンプソン原作の映画「The Run Diary」で主演のほか製作も努める。

……Run Diaryって何ですか(笑)。皆さま、「走る」じゃなくて「ラム」日記ですよ〜。
The Rum Diaryの主人公はHSTをモデルとしたキャラクターですが、名前は違います。だから禿げとは限りませんが、モデルがHSTなので禿げかもしれないなあ。
でも、実在のHSTは格好いいですよ。これは彼が自殺した翌月のRolling Stones誌特集号の表紙。ジョニデさんがどんな髪型でも、HSTを演じるんだから格好いいに違いないです。
さて、彼が以前にHSTを演じた『ラスベガスをやっつけろ』を観ました。以下は、感想。


『ラスベガスをやっつけろ』

原作:ハンター・S・トンプソン
監督:テリー・ギリアム
主演:ジョニー・デップ
助演:ベネチオ・デル・トロ、トビー・マグワイア、キャメロン・ディアス、クリスティーナ・リッチ。

ドラッグとアルコールを大量消費する話で、しかもテリー・ギリアム監督だというんで、物凄く訳の分からない話を想像していたのだが、そうでもなかった。普通に面白い。
ジョニー・デップ(HST)とベネチオ・デル・トロがラスベガスでありとあらゆるドラッグを消費しながら、あの街の人と社会を観察する話。
ハゲ&変な帽子のジョニー・デップは、外見的にはHSTがぴったり嵌まっている。ただ、もうちょっとアクションを抑えて地味に演技しても良かったんじゃないかと思う。
映画の雰囲気全体についても言えることなのだが、サイケデリックでクレイジーなテイストが前面に押し出されているのだ。だが、HSTの小説の根本には、奥深い絶望感とナイーブで傷つきやすい感情があると思うので、そこのところをもうちょっと描写してもよかったんじゃないだろうか。
posted by heathertop at 15:41| Comment(1) | TrackBack(0) | The Rum Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月31日

『ウィズネイルと僕』の序文



『Withnail and I』の脚本は、1996年に出版されたが、ブルース・ロビンソンが序文をつけている。この文章がとても感動的だと思うので、ちょっと翻訳してみた。文章の中でも時間が飛びまくっているので、上手く訳せていないのだけれども、そこはご容赦を。
原文は、Criterion版のDVDのリーフレット、あるいはCriterion社のホームページの『Withnail and I』紹介ページにも転載されている。
ここで読めます。

ちなみにウィズネイルのモデルとなったVivianは、1995年に喉頭癌で亡くなったそうです。



以下、翻訳した文章です。
posted by heathertop at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Translation | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

ウィズネイルと僕/Withnail and I




[原題]
Withnail and I

[監督・脚本]
ブルース・ロビンソン

[出演]
主演;リチャード・E・グラント
   ポール・マッガン
助演;リチャード・グリフィス、ラルフ・ブラウン、マイケル・エルフィック、ダラ・オマリー

[あらすじ]
カウンターカルチャー全盛の60年代も終わり頃。俳優学校を卒業したウィズネイル(Withnail)とマーウッド(Marwood=僕)は、ゴミの溢れた古いアパートで二人暮らしをしている。俳優の仕事も見つからないまま、ドラッグとアルコールに塗れた生活を送っている。
ロンドンの暮らしにうんざりした二人は、ウィズネイルのおじさんモンティの所有する田舎のコテージへ脱出することに。ところが、コテージの生活は雨続きで、彼らには食料もない。しかも、モンティおじさんはホモで、ことあるごとに「僕」へ迫ってくるし……。




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posted by heathertop at 13:50| Comment(5) | TrackBack(0) | Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月11日

広告業界で成功する方法



[原題]
How to Get Ahead in Advertising

[監督・脚本]
ブルース・ロビンソン

[出演]
主演;リチャード・E・グラント
助演;レイチェル・ウォード、リチャード・ウィルソン、ジャクリーン・トン、ジョン・シュラプネル、ショーン・ビーン

[あらすじ]
ロンドンの広告代理店で働くバグリー(リチャード・E・グラント)は、おできに塗るクリームのキャッチコピーに苦しんでいた。苦しむうちに、自分の肩に出来たおできが気になり始める。だんだんと膨らんでいったそれは、やがて口をききだすのだが、おできの声を聞いているのは、いつもタイミングが悪くて自分だけ。妻(レイチェル・ウォード)もその存在を信じてくれない。だんだんと擬人化していくおできは自分の妄想なのか、それとも……。

[感想]
実はブルース・ロビンソンも少しだけ登場しているこの作品。(「おでき」&「幸せの青い小鳥さん/牡」の声)
粗筋を書いてみても訳の分からない話ですが、実際に観てみてもよく分からなかった。こういうユニークでシニカルな話は、むしろ小説にした方が納得できたかもしれない。
あるいは、物語の荒唐無稽さが映像のちゃっちさによって強調されているので、きちんと撮影できていれば、評価は全く違うものになっただろうか。
何しろ、制作会社の都合により、撮影開始一週間前に、いきなり予算が100万ポンド減らされたらしいのだ。総予算が380万から280万に減らされれば、その分だけ撮影期間が短縮される。CGや特殊効果もC級のスプラッタムービーなみの出来なので、ロビンソン監督の悔しさはいかばかりかと思われる。

それでも、脚本は素晴らしかった。単語と単語を組み合わせるだけで、こんなにも美しいセンテンスが生まれるのか…と、感銘すら受ける。そして、ラストシーンは映画ならではのスペクタキュラーだ。ホルストのジュピターに合わせ、REGが朗々と台詞を口にしながらイギリスの美しい田園風景を駆けていく様は、それだけでも観た甲斐があったというものだ。
(……ただし、日本語字幕には長さ制限があるせいで、原文の美しさが損なわれてるような気がした。ほんとは、DVDで英語字幕を付けて観たい。ブルース・ロビンソンの書く文章は、短くまとめてしまったら意味がないような、絶妙の美しさがある。日本の字幕は元脚本より思い切り短く縮めたものなのだという事実を知ったら、監督は悲憤慷慨しそうだ/笑)

また、英国における時代背景を考慮に入れないと、この作品の意味合いは薄れてしまうような気がする。
つまり、80年代のサッチャー政権末期に作られた、かなり政治批判の度合いの色濃い作品なのだ。経済優先でさまざまなクオリティ・オブ・ライフが切り捨てられていった状況に対する危機感を、コメディという形で笑い飛ばそうとしたのだろう。
同じ主張が込められたイギリス映画『ブラス!』は、もうちょっと分かりやすく明確なので、当時のクリエイター達の主張を知るためにはお勧め。(そうでなくても、映画として面白いのだが。「ユージュアルサスペクツ」のコバヤシさんことピート・ポスルスウェイトも登場するし)
物語の最後まで辿り着いてみると、前半の荒唐無稽さ、後半の不気味さが、物悲しくて皮肉な社会批判に結びついていることがようやく分かって、じわじわと感慨が沸き起こってくる。そういう意味で、最後まで観て面白さが分かる作品なのかもしれない。


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posted by heathertop at 01:14| Comment(2) | TrackBack(0) | Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月01日

Bruce Robinsonインタビューリスト

人嫌い、メディア業界嫌いのブルース・ロビンソンがテレビ・雑誌のインタビューに答えている機会は非常に少ないです。
以下に載せたリストでほぼ網羅出来てしまった気がして、悲しい……。もし他のインタビューをご存知の方がいらっしゃいましたら、情報を寄せて頂けるとありがたいです。
雑誌インタビューについては、そのうち気が向いたら日本語に翻訳するつもり。


In-depth interview with Bruce Robinson, The Idler 12, November 1995.
「怠け者」という名前の文芸誌。他のインタビューでは見かけたことのないエピソードが混じっていて(ロビンソンのカムデン・タウン時代についてとか)、お勧め。



Empire Magazine
, - March 1996.

REGさんとの掛け合いのような会話の実例を読むことが出来る。普段のREGさんとは違って、エキセントリックな側面が前に出ている。ロビンソンはいつもと同じで面白い&皮肉。



Withnail And I - Ten Years On
, Premiere Magazine - February 1996

"Withnail and I"の公開十周年記念で、再上映された頃のインタビュー。


Peter Murphy's interview with Bruce Robinson, Laurahird.com, 2000.
いまいち正体の分からないHPながら、長いインタビューが載っている。ただし、正確なインタビューの年月日は不明。
サイドバーのリンク集は大変に便利である。



Smoking in Bed: Conversations With Bruce Robinson
, by Alistair Owen, 2001.
インタビュー集。Alistair Owenは非常によく勉強しているインタビュアーで、ロビンソンの参加しているありとあらゆる作品についてコメントが載っているありがたい本。是一冊で殆どの情報は網羅できているのではないだろうか。
ロビンソンの語りの上手さに感嘆すること間違いなし。


Zembla, Issue3, 2004
イギリスの文芸誌。何と雑誌インタビューに応じるのはこれが約10年ぶりとのこと。表紙にブルース・ロビンソンの写真がババーンと使われていて、最近の彼を久々に拝むことが出来る。(右サイドバーをスクロールして、ティルダ・スウィントンの下に載ってるやつ)
記事中身は、なんと娘のLily-IndilaさんがBruceに質問するという形式を取っていて超面白い。というか、ありとあらゆるインタビューの中で、これが間違いなく最高傑作
今のところネット上で記事を読むことの出来るサイトはないようだ。ついでに、東京の新刊書店でのIssue3の入手はおそらく出来ません。
(洋版に問い合わせて、卸している本屋全てを周ってチェックしました。最後の一冊は私が手に入れましたので、これからどうしても欲しいという方は地方書店あるいはEbayで探すのが早道かと)


インタビューリスト追加
posted by heathertop at 21:32| Comment(3) | TrackBack(0) | Bibliography | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月27日

Bruce Robinson出演作リスト

『スティル・クレイジー』Still Crazy (1998)
役名:ブライアン・ロヴェル(Brian Lovell)
監督:ブライアン・ギブソン
共演者:スティーブン・レイ/ジミー・ネイル/ビル・ナイ他

[ポイント]
”まともな”映画出演は殆ど20年ぶりという作品。が、演技・かっこよさ・役どころの美味しさ、どれを取ってもこれまでの中で群を抜いている。一見の価値あり。


『ウィズネイルと僕』 Withnail & I (1987)
役名:特に無し(ボディ・ダブル)
監督:ブルース・ロビンソン
共演者:リチャード・E・グラント/ポール・マッガン

[ポイント]
ロビンソン初監督作品。低予算映画だったので、監督自らがポール・マッガンのボディ・ダブルとして出演している。”僕”という役は監督自身をモデルにしているので、髪形と背格好が良く似ている所為だろう。
ちなみに二人が入れ替わっているのは、”僕”ことマーウッドが車を運転しているシーンである。”僕”を演じたポール・マッガンはその当時、車の免許を取ったばかりで、たいそう運転が下手だったらしい。コメンタリーの中でボディ・ダブルと本人の見分け方を訪ねられて、
「車がまっすぐに車線の内側を走っていたらブルースが運転してるよ」
と答えている。危ないなあ……。


『マルサ帝国をぶっとばせ!』 Harry's War (1981)
役名: Agent
監督:キース・メリル

*未見(劇場未公開・ビデオスルー)


"Raffles" - The Last Laugh (1977) TV Episode
役名: Risi

*未見 
ITVのテレビシリーズ。E・W・ホーナングの「紳士泥棒 A・J・ラッフルズ」というシリーズを原作としているビクトリア朝を舞台としたドラマらしい。ロビンソンはおそらくチョイ役であろうが、作品自体は面白そう。


The Brute (1977)
役名:Mark
監督:Gerry O'Hara

*未見(日本未公開)


『ホテル』 Kleinhoff Hotel (1977)
役名: カール・アクセル(Karl Axel)
監督:カルロ・リッツァーニ
共演者:コリンヌ・クレリー

*未見(ビデオはレンタル可能)
『O嬢の物語』のコリンヌ・クレリーが出演しているエロティック・ドラマ。ロビンソンは、革命家の青年役らしい。クレリー演じるマダムが、隣室のロビンソンの情事を覗き見るんだと。
後にロビンソンは、「これほどセクシャルではない経験は、後にも先にもなかった」と述解している。相当嫌だったらしい。観るべきかも。


『アデルの恋の物語』 Histoire d'Adèle H., L' (1975)

役名: Lt Albert Pinson
監督:フランソワ・トリュフォー
出演者:イザベル・アジャーニ他

*未見(勿論、劇場公開済。DVDあり)
ロビンソンはアデルが恋してどこまでも追っかけるハンサムな中尉さんの役。あまり面白みのない、顔だけの役かもしれないという予感がする。


Viajes escolares, Los (1974)
役名:???
監督:Jaime Chávarri

*未見(日本未公開)
色々と謎な作品。


「プロテクター電光石火」 "The Protectors" - Dragon Chase(1973)
役名: Peter Lockier
共演者:ロバート・ボーン

*未見
ナポレオン・ソロのロバート・ボーン出演のスパイ物ドラマ。時折ケーブルテレビなどで放映しているらしい。監督はどう考えてもチョイ役。


Private Road (1971)
役名:Peter Morrissey
監督:Barney Platts-Mills

[ポイント]
ビデオ化もされていない作品なのだが、監督のHPから通販できる。メニューのFilmからPrivate Roadを選択すると、トレイラーを観ることができる。コスチュームプレイの多いロビンソンの、珍しく現代的な服装が拝める。とても可愛い。(←語彙が少なくて申し訳ない…)


『恋人たちの曲/悲愴』The Music Lovers (1970)
役名:アレクセイ(Alexei)
監督:ケン・ラッセル
共演者:リチャード・チェンバレン/グレンダ・ジャクソン

[ポイント]
チャイコフスキーの半生を描いた伝記映画。彼のホモセクシャリティに注目しているところが異色か。ケン・ラッセルらしく抽象的な表現で、勿論のことケン・ラッセルなので、恋人達が森の中を手に手を取ってアハハ、ウフフと駆け回るシーンがある。
ロビンソンはチャイコフスキーの弟子っていうか、お稚児さんの役。役柄的には10代という設定でもおかしくないような気がする。演技的にはかなりどうでも良いっていうか、演技しようがないくらい台詞もなくチャイコフスキーの周りをうろうろしている役。後半の悪夢的な描写に登場するアレクセイ君は、白塗りで怖い。


Tam Lin (1970)
役名: Alan
監督: Roddy McDowall

*未見
妖精の騎士タム・リンといえば、スコットランドの有名な民話。スーザン・クーパーの小説で有名になったかもしれない。ダイアナ・ウィン・ジョーンズの『9年目の魔法』もモチーフはタム・リンである。
映画の方は、本国でも埋もれていたらしいが、90年代にマーティン・スコセッシが再評価してちょとだけ話題になったんだとか。


The Other People (1968)
役名: Colin

*未見


『ロミオとジュリエット』
Romeo and Juliet (1968/I)

役名:ベンヴォリオ(Benvolio)
監督:フランコ・ゼフィレッリ
出演者:オリヴィア・ハッセー他

[ポイント]
Robinsonが22歳の時の作品。マキューシオと一緒によく登場する可愛い男の子です。他の作品と同じく、この時期の彼にはあまり演技力が求められていない様子。顔が良すぎるのも困りものだな……と思わされました。
ちなみにロビンソンは、この映画撮影時にゼフィレッリ監督(ホモ)から迫られ、断ったらいびられ、イギリス帰国後は精神科のお世話になった挙句、役者業を辞めることを決意する。
ゼフィレッリ監督は『ウィズネイルと僕』に登場するモンティおじさんのモデルにもなっている。おじさんが”僕”に迫る時の「Are you sponge or stone?」という台詞は、ロビンソン自身がゼフィレッリに言われた言葉。
posted by heathertop at 17:19| Comment(1) | TrackBack(0) | Filmography | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月17日

The Rum Diaryについて


まだ全てのカテゴリに記事があるわけでもないんですが、新しく「ラム日記」をカテゴリに追加してみました。これは、ブルース・ロビンソンの最新作となる予定の現在進行形のプロジェクトです。
何しろ、これがロビンソンの最後の監督作品となる可能性がありありなので、全力をあげて情報収集していく所存です。何しろ、一作前の監督作品が13年前でしょ? 今年の5月で60歳になる監督が10年に一回しか映画を作らないとしたら……うーん、絶望的。
さて、『The Rum Diary』の詳細は、現時点で流れている情報としては以下の通りです。(つまり、変更もありえる)


【The Rum Diary】(ラム日記)

[製作会社]
FilmEngine

[スタッフ]
エグゼクティブ・プロデューサー:ジョニー・デップ、ニック・ノルティ
監督・脚本:ブルース・ロビンソン

[キャスト]
Paul Kemp(主人公):ジョニー・デップ
Adisson Fritz Yeamon(クレイジーな同僚記者):ジョシュ・ハートネット
Bob Sala(同僚のカメラマン):ベネチオ・デル・トロ
Lotterman (編集長):ニック・ノルティ
*ただし、ジョニデ以外のキャストについては、白紙に戻っている可能性も大有り

[公開時期]
『パイレーツ・オブ・カリビアン』の撮影が終わり次第、『The Rum Diay』の撮影に入るらしい。一応2006年中の公開を目処にしているとのことだが、現在も脚本化の真っ最中であることを考えるらしいことを考えると、さてどうなることやら…。まあ、ロビンソン監督の撮影期間はたいていの場合短いですが。
とりあえず日本は来年以降であることは間違いなし。

[内容]
これだけは言っておく必要があるかも。『ラスベガスをやっつけろ』と同じハンター・S・トンプソン原作ですが、全然テイストは違います。殆どドラッグはなし、呑んだくれているけど、もっと静かでペシミスティックで整った物語ですから! ただし、主人公は同じHSTなので、ハゲの可能性は高い。
原作『The Rum Diary』はもうすぐ読み終えるので、本格的な内容紹介はそちらへ。

[トリビア]
・ブルース・ロビンソンは、色んなインタビューの中で自分が好きな作家にハンター・S・トンプソンを挙げていた。監督を引き受ける前から好きだったらしい。

・ジョニー・デップは『ウィズネイルと僕』の大ファンで、これまでにもロビンソンに何度もオファーしている。今回の『The Rum Diary』は4度目の正直。

・ジョニー・デップはハンター・S・トンプソンがすごく好き。トンプソンが去年1月に猟銃自殺した時も、葬式に姿を現している。

・ハンター・S・トンプソンは、アメリカの有名なゴンゾ・ジャーナリスト。(ならず者記者、みたいな意味らしい)自らドラッグをやったり性産業に関わったりして、それを記事にしていた。アメリカではものすごく愛されていた人。
ちなみに、彼の写真入りの記事がWalker Plusに。ハンター・トンプソンがとても格好いい。ジョニデさんが嬉しそうで、何だか可愛い。
posted by heathertop at 14:47| Comment(1) | TrackBack(0) | The Rum Diary | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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